パソコンを購入して最初に行わなければならないのはOSを最新状態にすることとウイルス対策ソフトをインストールすることです。
しかし最近は少し事情が変わってきましたので、今回はその点をお伝えします。
パソコン用ウイルスソフトの必要性
ウイルスという点で考えればMac OSよりもWindows OSが圧倒的に狙われる傾向が高いです。
これは以前よりWindowsユーザーの方が多いため、攻撃者にとってはその点が狙いやすい理由だったと考えられます。
そのため、Windows8まではユーザーがウイルス対策ソフトを準備してインストールを行う必要がありました。
しかしWindows10以降を搭載しているパソコンであれば、Microsoftが独自のウイルス対策をOSの機能として提供するようになりました。
この機能はMicrosoft Defenderと云われ、他のウイルス対策ソフトと比較しても見劣りしない性能を誇っています。
またパターンファイルの自動更新はもとより、動作が軽いという点についは常駐させておく必要があるウイルス対策ソフトにとってかなりありがたいことです。
もちろんMicrosoft DefenderもOSの機能とはいえ、ソフトウェアの更新を行わわなければなりません。
しかしこれについては、OSのアップデートであるWindows Updateと一緒に行われるためアップデートの煩わしさを感じることはまずありません。
パソコン用ウイルスソフトの必要性は年々高まっている
最近は、パソコンのみならずあらゆるものがインターネットへ接続することができるようになりました。
そのため昔はウイルスとってもWindows搭載のパソコンが一般的であったものが現在ではMacやスマホ、タブレットをはじめWi-Fiルーター、複合機までが今はインターネットに繋がっています。
今後はコネクテッドカーなど『IoT』がますます進んでいくものと思われます。
そこで脆弱性を突いた攻撃も増えるものと思われます。
そうなれば、もう人の力だけで対応を行うことは難しくなってきます。
そこで現在は、今までウイルス対策ソフトと云われていた言い方が現在ではセキュリティソフトと云われるようになりました。
これは、今までのウイルスだけの対策は全ての攻撃を防ぐことができい、そのため全体としてのセキュリティ対策をすることの表れだと考えられます。
事実現在のウイルス対策ソフトは、インストールしてあるパソコンのみならずパソコンが接続されているネットワーク全体をスキャンして安全性を確認してくれる機能が搭載されている場合もあります。
今後はパソコンだけでなく、インターネットに接続されているすべてのもののセキュリティ対策を向上させる必要があると考えられます。
パソコン用ウイルスソフトは必要かのまとめ
今回はパソコン用ウイルス対策ソフトの必要性についてお伝えしてきました。
ウイルスソフトは現在、セキュリティソフトを呼び名が変わりつつあります。
それだけ今後はセキュリティを意識しなくてはならない時がそこまできていることの表れなのかもしれません。
ぜひあなたも今回の記事を参考にしてセキュリティ対策をしてみてください。