仕事でパソコンを使っていると、ノートパソコンを使う場合が多いと思いますが、起動中ずーっと電源コードをつなぎっぱなしで充電しながら使っていることもあると考えられます。
そこでパソコンを充電しながら使ってもOKかどうかみていきます。
パソコンを充電しながら使うのはOKか?
パソコンと云っても充電しながら使う場合は、殆どがノートパソコンになります。
ノートパソコンにはリチウムイオンバッテリーが搭載されていて、バッテリーに電気が蓄電されていれば場所を選ばずに使うことが可能です。
そんなノートパソコンのバッテリーですが。バッテリーの特性上充電しながら使うのはあまりお勧めできません。
理由としてバッテリーは充電している時に一番劣化が進むと考えられているためです。
また、リチウムイオンバッテリーは温度変化にも敏感で使用可能温度以外の温度では性能が極端に落ちてしまいます。
バッテリーも充電しながら使うことで、充放電を繰り返すため負荷がかかり発熱してしまうことがあります。
そのため、バッテリーは満充電になったのであればできるだけ外して使うことが良いのです。
ただ、現在はバッテリーの保護技術も搭載されており、満充電手前で充電が停止する機能もあるためそこまで気にする必要はりません。
パソコンで充電しながら使う時に気をつけたいこと
パソコンのリチウムイオンバッテリーは特性上、劣化してしまうことはどうしても免れることができません。
ですが、使い方を気をつければ多少でも劣化速度を遅らせることは可能です。
ですからそのポイントをお伝えします。
- 充電がある程度されている時は充電ケーブルを接続しない。
- 月に数度はバッテリーの電気を使い切ってから満充電にする。
- 使っていない時は電源ケーブルを抜いておく。
以上、3点になります。
充電がある程度されている時は充電ケーブルを接続しない
バッテリーは放電や使っていない状態よりも充電している状態の時に劣化が一番進みます。
ですのでバッテリーにある程度電気が蓄電されている状態であれば、充電ケーブルを接続せずに蓄電している電気で使うようにするとバッテリーの寿命を延ばすことができます。
月に数度はバッテリーの電池を使い切ってから満充電する
バッテリーは電気がたまっている部分とたまっていない部分が発生します。
このたまっている部分の電気を使わずに、充電を行うとたまっていない部分だけ充電されることになり、結果として全体のバランスが崩れてしまいます。
それを防ぐために、バッテリーに残っている電気をすべて使い切った状態にしてから電源ケーブルを接続して満充電にすると、バッテリー全体を均一状態にできるので劣化を防ぐことができます。
使っていない時は充電ケーブルを抜いておく
使っていない時でも充電ケーブルをパソコン本体につないでおくと充電をしていることになります。
この状態では、満充電でもあるにも関わずにそれ以上充電している状態になるため、バッテリーの劣化を早めてしまいます。
ですので、使い終わった後や使っていない時には充電ゲーブルを外すようにしましょう。
パソコンのバッテリーを充電しながら使うためには
ここまで説明してきたいようにノートパソコンに限らず、リチウムイオンバッテリーの特性上充電するときに一番劣化することはお分かりいただけたと思います。
そこで私がオススメする使い方を紹介したいと思います。
是非参考にしてください。
- 仕事で短時間離席するときには電源を入れておきながら充電ケーブルを抜く。
- ノートパソコンを持ち出すのであれば、満充電にしておく。
- 昼休みは充電ケーブルを抜き、電源を入れたまま画面を閉じておく。
以上3つです。
パソコンを充電しながら使うのまとめ
パソコンのバッテリーはリチウムイオンバッテリーです。
このリチウムイオンバッテリーは、現在トップクラスの性能を誇るバッテリーであるため他の機器にも搭載されています。
しかし今後高性能なバッテリーが出てるく可能性があります。
バッテリーには、使われている仕組みによって特性が違うため今後違う仕組みのバッテリーが搭載されたときにはその特性に応じた対応をすることが肝心です。