パソコンには主電源(ユニット電源)がついている場合があります。
この主電源は切ることによって、将来的に様々な不具合を起こすことがあります。
そこで今回は主電源を切ることによるデメリットをお伝えします。
パソコンの主電源を切ることによるデメリット
パソコンにはマザーボードと云われる基盤があります。
このマザーバードは別名メインボードとも云われ、内部でCPUやメモリ、記憶媒体などがつながっているパソコンの中でも特に重要な基盤になります。
そのマザーボードにはパソコンの時刻情報やパソコンの起動に関する情報、またマザーボードに接続されている機器に関する情報が記録されています。
その情報を保持するのにボタン電池が搭載されています。
このボタン電池ですが、通常はパソコンに通電がされていればそちらの電力を使用するためボタン電池の残量が減ることはなくなります。
ですが、パソコンに通電がされていない場合はマザーボードの設定情報を保持するためにボタン電池から給電されるようになっており、このボタン電池の残量が尽きてしまうと設定情報を保持することができなくなります。
その影響で、パソコンの時刻が狂ってしまったりパソコンが正常に起動できなくなってしまったりする場合があります。
このボタン電池は残量が尽きてしまえば交換することも可能です。
しかしパソコンを買い替えるまで長持ちさせたいというのであれば、常に通電していた方が良いということになります。
パソコンの主電源を切ると起こりえるデメリットのまとめ
今回はパソコンの主電源を切ることより起こりえるデメリットをお伝えしました。
電池残量が尽きてしまった場合は、交換して再度設定を行えば高い確率で復帰できます。
しかし定期的に買い替えているのであれば、交換しないで済むように通電しておいた方が得策です。