スマホやパソコンで若者に人気の動画投稿サイトTikTok。
そのTikTokにアクセスするとアクセスユーザーに適したおすすめ動画が表示されます。
今回はこのTikTokのおすすめを変える方法といらない動画を非表示にする方法をお伝えします。
ティックトックのおすすめを変えていらない動画を非表示にすることは可能!
TikTokに表示されるおすすめは、視聴ユーザーがTikTok上で行ったアクション(いいねや興味ありません、視聴している動画の種類、視聴時間、検索、フォロー、ハッシュタグをクリック等)データをAIがアルゴリズムに基いて視聴ユーザーの興味・関心を総合的に判断して表示していると考えられます。
ですので、もしおすすめへ表示したくない動画やいらない動画はもちろん関連する動画をいいねせずに興味ありませんのアクションをすれば、AIが学習して視聴ユーザーが求めている動画の傾向をつかみそれによっておすすめは視聴ユーザーの興味・関心に合うように変更されていくからです。
ただ新規視聴ユーザーの場合はその解析に使用するデータ量が足りないために、うまく判定が行えず視聴ユーザーの興味・関心にそぐわない動画も表示される場合があるのです。
そこで、TikTokではこの精度を向上させるためにその判断基準となっているアルゴリズムを変更することがあります。
精度向上が目的ではあるのですが、このアルゴリズム変更によって逆に視聴ユーザーの興味・関心にそぐわない動画がはじき出される場合もあります。
これは視聴ユーザーという人間個人それぞれの思考や感情が絡んで判断されるために、いくら膨大なデータを活用してAIが解析を行ったとして精度向上を図ったとしても100%満足のいく答えを導き出せるはずはないのです。
同じ人間でさえも面と向かって話したところで、相手のことはある程度は理解できても100%理解することはできないので、云ってしまえばそれと同じことなのです。
しかしその間違いを報告することはできます。
そこでiPhone版アプリでの興味ありませんのやり方ですが
1.動画視聴中に画面を長押しする。
2.『興味ありません』をタップする。
3.『同じような動画が表示されにくくなります』と表示される。
以上です。
逆に、視聴ユーザーがおすすめへ表示したい動画の場合は、いいねをすればそれも視聴ユーザーが求めている動画の傾向としてAIが学習します。
ですから興味・関心のある動画を検索していいねをし、もしそうでない動画を見てしまった場合は興味がありませんをして直ぐに閉じると云ったことを行えば、それをAIが学習して視聴ユーザーの興味・関心に沿う動画をおすすめに表示してくれるようになります。
よって最初のうちは興味・関心がある・ないに関わらず適当な動画がおすすめへ表示される可能性が高いです。
これはTikTokのAIがアルゴリズムに沿って視聴ユーザーの興味・関心に合った動画をおすすめへ表示させようとしても、それだけ視聴ユーザーの興味・関心に関するデータがTikTok側にそろっていないためです。
視聴ユーザーの傾向をAIが掴むまでには膨大な量の情報が必要となりますので、直ぐに改善されるわけではなく徐々に少しずつ視聴ユーザーの興味・関心に合うようになります。
ティックトックはおすすめをその時によって変える、いらない動画は非表示になる
TikTokのおすすめがどのようにして表示されているのかは前章でお伝えしました。
ただTikTokとしてはおすすめをその時その時によって変えている、いらない動画は非表示にしているのです。
と云うよりも『変わってしまっている、非表示になってしまっている』と表現した方がニュアンス的には正しいのかもしれません。
これはどういうことかと云うと、TikTokには毎日膨大な数の動画がアップロードされています。
そのアップロードされた動画もAIによって解析され、興味・関心のある視聴ユーザーへおすすめが表示されるようになっているのです。
そのため新しい動画はHOTな話題を提供している、そして動画自体が新鮮であるという理由も加味され大多数のおすすめに表示される=バズりやすと云うことになります。
またこの仕組みを応用すれば、配信ユーザー側としてみると比較的初心者さんでもバズりやすいことが理解いただけると思います。
簡単には言い表せないのですが、アルゴリズムでは再生数や再生時間も加味されています。
アルゴリズム自体は公開されていないため、どのような方法で動画表示の結果をはじき出しているかは正直不明です。
しかし再生数や再生時間は興味・関心の点で言えばアルゴリズムの大部分を占めていることは容易に想像できます。
もし配信側ユーザーの視点で考えるのであれば、アルゴリズムについては別な記事にまとめていますのでそちらをご覧ください。
TikTokのおすすめアルゴリズムについて
→【TikTok(ティックトック)】おすすめ乗り方!コツをつかめばあなたもインフルエンサーの可能性アリ!
また視聴ユーザー側から考えた場合、アルゴリズム的には再生数や再生時間よりもいいねと興味ありませんの方に重きが置かれていると考えられます。
理由としてはいいねと興味ありませんは視聴ユーザーがそれぞれの考えとして直接意思表示ができるためと筆者は考えています。
再生数や再生時間よりもやはりダイレクトに意思表示することは、それだけその視聴ユーザーにとっては考え方を表せることができる唯一の手段なのです。
この部分についてはアルゴリズムによってどのようにAIが判断しているかは、AIにしかわからないのが実情です。
ティックトックのおすすめを変える、いらない動画が表示されないようなるまでは時間が掛かる
前章ではおすすめをその時によって変える、いらない動画は非表示いなることをお伝えしました。
しかしそれは刻一刻と変わることであって、分類的に安定しているということではありません。
これには前章でもお伝えした通り、AIがアルゴリズムに従って分析を行うには膨大なデータが必要だからです。
確かにAIが分析を行うにあたってはその点も考慮されるようにはなります。
ですが視聴ユーザーが1、2回のいいねと興味ありませんを行ったところでそれは数のうちの1つでしかないのです。
よって数をこなさなければ、変わることはないのです。
また変化も徐々にしか表れてきませんので、気が付いたら変わっていたぐらいにしか感じることができないと考えられます。
ティックトックのおすすめ変える、いらない動画を非表示にするのまとめ
ティックトックのおすすめは視聴者ユーザーの興味・関心で日夜変動します。
またTikTokもできるだけユーザーの意向に沿うようにとアルゴリズムの変更を行っているのです。
そのため『変える』というよりも『変わる』ことの方が表現的には正しいのです。
TikTokは今最もHOTな動画共有サービスですが、以前からあるYouTubeに比較したらユーザーのアクションデータは少ないものと考えられます。
あれだけ有名で動画共有サービスの代名詞でもあるYouTubeでさえ、視聴ユーザーの興味・関心に沿った動画を完全に提供できていないこと思えばとても難しいことなのです。
そう上数少ないアクションデータを基にして、視聴ユーザーの興味・関心に合うデータを選別するというのはAIを使ったとしてもとても困難なことだと思われます。
それに敢えてチャレンジしているのがTikTokのおすすめ表示機能と云うことなのです。
ですからもし興味・関心にそぐわない表示ができてきたらアクションをしてあげるとそれが反映されてみんなが使いやすいTikTokのおすすめ表示機能となっていくのです。
またブロックを検討される方もいるかもしれませんが、興味・関心がない動画を公開しているアカウントをブロックしたところで、そのアカウントが視聴ユーザーのアカウントの動画に対してコメントできなくしたりDMをできなくしたりするだけであって、現時点では視聴ユーザーのおすすめへ掲載するアルゴリズムには反映されていないようです。
よって時間をかけても興味・関心がない分野で行ったいいねを外したり興味ありませんを行うしか方法がありません。
この点については今後TikTokがアルゴリズムをどのように変更を加えてくるかが気になるところです。