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VHVI Techとは?検索される用語とVHVI基油との関係を整理

整備士がSKルブリカンツのVHVI TechとYUBASE基油技術を確認しているガレージ風景 原料
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SKルブリカンツのVHVI Techとは、高性能なGroup III基油「YUBASE」を生み出すための基盤技術で、現代のエンジンオイル性能を支える重要な製造技術です。

VHVIは「Very High Viscosity Index」の略で、温度変化による粘度の変化を抑えた高性能基油を意味します。この記事では、VHVI Tech・YUBASE・Group III基油の関係、PAOやエステルとの違い、整備士目線で見るオイル選びのポイントまで分かりやすく解説します。

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VHVI Techとは?SKルブリカンツが開発したGroup III基油製造技術

VHVI Techとは、SKルブリカンツが展開するVHVI基油製造技術です。

簡単に言えば、原油由来の成分を高度に処理し、エンジンオイルに適した安定性の高いベースオイルへ変換する技術なんだよね。

エンジンオイルは、大きく分けると「ベースオイル」と「添加剤」で構成されています。

その中でもベースオイルはオイル全体の大部分を占めるため、どのような基油を使うかによって性能の方向性が変わります。

例えば、

  • 冬場の始動性
  • 高温時の油膜保持
  • 酸化による劣化のしにくさ
  • 蒸発量の少なさ

といった性能に、ベースオイルの品質は大きく関係します。

SKルブリカンツは、1995年に世界で初めてVHVI(Group III)ベースオイルの商品化を行った企業として知られています。

その技術を発展させたものが、現在のYUBASEブランドにつながっています。

ただし、1995年の商品化という点はSKルブリカンツ側の公式説明として知られている情報であり、第三者記事では公式資料と合わせて確認することが大切です。


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VHVI Tech・YUBASE・Group III基油の関係とは?

VHVI Tech、YUBASE、Group III基油は、それぞれ別のものですが密接につながっています。

関係を簡単に整理すると、

  • VHVI Tech:Group III基油を製造する技術
  • YUBASE:VHVI Techによって作られるSKルブリカンツの基油ブランド
  • Group III:API分類によるベースオイルカテゴリー

という関係になります。

Group III基油は、原油をそのまま利用する昔ながらの鉱物油とは異なり、高度な水素化分解、水素化精製、脱蝋などの工程によって不要な成分を減らしています。

その結果、分子構造がより整えられ、性能の安定した基油になります。

※画像はAIによるイメージ

ベースオイルの分類は以下のようになります。

分類 特徴
Group I 一般的な鉱物油系基油
Group II 水素化精製によって性能を向上した基油
Group III 高度水素化分解による高性能基油
Group IV PAO(ポリアルファオレフィン)
Group V エステルなどGroup I〜IV以外の基油

VHVIはGroup IIIに分類されます。

近年では、省燃費性能を求められる低粘度オイルが増えているため、低温流動性と高温安定性を両立しやすいGroup III基油の重要性が高まっています。


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YUBASEとは?SKルブリカンツが世界展開する基油ブランド

YUBASEとは、SKルブリカンツが製造するGroup III系ベースオイルブランドです。

エンジンオイルメーカーは、このようなベースオイルを購入し、自社の添加剤技術や粘度設計と組み合わせて最終製品を作ります。

つまり、YUBASEそのものが完成したエンジンオイルというわけではありません。

オイル作りの「土台」となる材料です。

SKルブリカンツでは、通常のYUBASEに加えて、さらに高性能化したYUBASE+も展開しています。

YUBASE+は、高い粘度指数を特徴とする高性能Group III系基油として位置付けられています。

粘度指数とは、温度変化によってオイルの粘りが変化する度合いを示す数字です。

粘度指数が高い基油ほど、

  • 低温時には流れやすい
  • 高温時には油膜を維持しやすい

という特徴があります。

現代のエンジンでは、燃費向上のため0W-20や5W-30など低粘度オイルが採用されることが増えています。

そのため、基油自体の性能が以前より重要になっています。


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VHVI基油は合成油?鉱物油?なぜ表現が分かれるのか

VHVIについて調べると、「合成油なのか鉱物油なのか分からない」という疑問が出てきます。

理由は、原料と製造方法の見方が違うためです。

原料だけを見ると、VHVIは石油由来です。

そのため、安全データシートでは鉱物油系として扱われる場合があります。

一方で、製造工程では高度な精製処理によって分子構造を大きく変化させています。

そのため、市場ではGroup III基油を使用したオイルが「合成油」と表示されることがあります。

過去には、Group III基油を合成油として扱えるかについて、米国市場を中心に議論がありました。

代表的な例として、CastrolとMobilの合成油表示を巡る論争が知られています。

重要なのは、「石油由来だから性能が低い」と考えるのは現在のGroup III基油には当てはまらないということです。

ただし、VHVIとPAOは同じものではありません。

分類も分子構造も異なる別種類の基油です。


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VHVI・PAO・エステルの違いは?基油に優劣はある?

オイル選びでは「PAOが最高」「エステルが最強」といった表現を見ることがあります。

しかし、整備現場では単純なランキングで判断することはありません。

基油 特徴
VHVI(Group III) 性能と価格のバランスが良く、多くの市販オイルで採用
PAO(Group IV) 低温性能や酸化安定性に強み
エステル(Group V) 金属表面への吸着性や潤滑性能が特徴

例えば、一般的な街乗り車ではVHVIを使用したオイルでも十分な性能を発揮する場合があります。

一方で、極端な低温環境、長時間高負荷運転、競技用途などではPAOやエステルを組み合わせた設計が選ばれることがあります。

私が整備現場で重要だと感じるのは、基油名よりも「車が要求する規格を満たしているか」です。

例えばACEA C3指定車なら、VHVIかPAOかを見る前に、ACEA規格やメーカー承認を確認する必要があります。

基油だけでオイル全体の性能を判断することはできません。


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SK ZICオイルとVHVI Techの関係とは?

SK ZICは、SKルブリカンツが展開する潤滑油ブランドです。

SKルブリカンツは、基油製造からオイル製品開発まで幅広く展開しています。

SK ZICでは、自社技術によるYUBASEを活用したエンジンオイルを販売しています。

ラインアップには、

  • 0W-20
  • 5W-30
  • 5W-40
  • 0W-40

など、さまざまな粘度の商品があります。

製品ごとにAPI規格、ILSAC規格、ACEA規格などへの対応が設定されています。

ここがVHVI Techの大きな特徴です。

単なる基油製造技術ではなく、世界中のエンジンオイル市場を支える供給基盤になっています。

※画像はAIによるイメージ

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市販オイルではVHVIはどのように使われている?

実際の市場を見ると、Group III系基油は多くのエンジンオイルで採用されています。

例えば、欧州車向けのACEA C3オイルでは、高い高温粘度性能と低灰分性能が求められます。

Castrol EDGEシリーズ、FUCHS TITANシリーズなど、市販されている多くの高性能オイルでもGroup III系基油が活用されています。

また、日本国内でもAZなど多くのメーカーがVHVI系基油を使用した製品を展開しています。

ここで重要なのは、「VHVIだから安いオイル」という考え方ではありません。

現在ではGroup III基油は、高性能オイルを大量供給するために欠かせない存在です。

むしろ現代のエンジン要求に合わせた、非常に実用的な選択肢と言えます。


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VHVI Techについて整備士が考えるオイル選びのポイント

私は整備現場でオイルを見る時、商品名や「最高級」という言葉だけでは判断しません。

確認するポイントは、

  • 車両メーカー指定粘度
  • API規格
  • ACEA規格
  • メーカー承認
  • 使用環境

です。

例えば同じ5W-30でも、API SP対応なのか、ACEA C3なのか、メーカー承認を取得しているのかによって用途は変わります。

VHVIは「妥協した基油」ではありません。

現代の自動車に必要な性能と価格バランスを両立するために発展した重要な基油です。

個人的には、オイル選びでは「何の基油か」だけを見るより、「愛車に必要な性能を満たしているか」を見ることが失敗を減らす一番の近道だと考えています。


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まとめ:VHVI Techは現代エンジンオイルを支える重要技術

SKルブリカンツのVHVI Techは、高性能なGroup III基油を製造するための技術です。

その技術から生まれるYUBASEは、世界中のエンジンオイルメーカーで利用される重要なベースオイルです。

VHVIは石油由来ですが、高度な精製技術によって性能を高められており、単純な鉱物油とは異なる特徴を持っています。

PAOやエステルとは得意分野が違うため、「どれが一番優れているか」ではなく、車両や使用環境に合った選択が重要です。

これからも燃費性能、環境性能、耐久性が求められる自動車では、VHVI Techのような高性能基油技術が重要な役割を担っていくでしょう。


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よくある質問

VHVI Techとは何ですか?

VHVI Techは、SKルブリカンツが展開するVHVI基油製造技術です。Group III基油ブランドであるYUBASEの製造基盤になっています。

VHVIはPAOより劣る基油ですか?

一概には言えません。PAOは低温性能などに強みがありますが、VHVIは性能とコストのバランスに優れ、多くの高性能オイルで利用されています。

YUBASEは完成したエンジンオイルですか?

いいえ。YUBASEはエンジンオイルを作るためのベースオイルです。各オイルメーカーが添加剤や粘度設計を組み合わせて製品化します。

Group III+とは何ですか?

Group III+は、一般的にGroup III基油の中でも、より高い粘度指数や性能を持つ基油を指す表現です。ただし明確な意味はメーカーによって異なる場合があります。

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